「オッカムの剃刀」とは? プリント メール
作者 kengo   
2010/08/21 Saturday 12:10:28 JST

本日(2010年8月21日)の朝日新聞に「オッカムの剃刀」についての記事があり

ました。この記事は経済評論家の勝間和代氏が書いているものです。勝間和代氏

は「オッカムの剃刀」について次のように書いています。



「オッカムの剃刀は、仮説を構築する際に、複雑化を招く不要な前提を取り除く

ことで、真理に素早く近づこうとするテクニックの一つです。この法則は科学的

な予測を行うような議論で多用されますが、日常生活でも、様々な場面で応用が

可能です」



実はこの考え方は投資にも当てはまります。投資の世界ではとても複雑な金融商

品がたくさんあります。FX、コモディティ、レバレッジなど初心者には到底わか

らないような商品がたくさん売られているのです。



しかし複雑な商品だからといってそれが本当に良い商品なのかはわかりません。

むしろわざと複雑にして、投資家が損をしているのをわからせないようにしてい

る可能性もあります(例えば携帯電話の料金などは複雑すぎて多くの消費者には

わかりません。しかし携帯電話会社はそれを狙っている可能性があります)。



「オッカムの剃刀」的な考え方をすると、このような複雑な商品は投資するのに

値しません。なぜなら「オッカムの剃刀」においては「単純な考え方ほど素早く

真実に近づける」というのが真理だからです。



では投資における単純な考え方とはいったいなんでしょうか?アメリカ史上最大

の投資家の一人であるジョン・C・ボーグル氏はそれがインデックスファンドだ

としています。



インデックスファンドは市場平均と同じ動きをするだけですので、投資家には値

動きがとてもわかりやすい商品です。しかもわかりやすいだけではなく、アクテ

ィブファンド全体の6割よりも高いリターンを上げているというデータがありま

す。これはインデックスファンドのコストがアクティブファンドのコストよりも

だいぶ低いことに理由があります。



つまり科学の世界だけではなく投資の世界にも「オッカムの剃刀」は通用してい

るのです。そしてその鍵となるのがインデックスファンドです。あなたはそれで

も複雑な金融商品を購入するでしょうか?

 

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最終更新日 ( 2010/08/21 Saturday 12:11:51 JST )
 
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